Artist's commentary
総統警護部隊の礼装
礼装装備をした黒制服を着用し、M18型スチールヘルメットを被った1938年頃のSS親衛連隊“アドルフ・ヒトラー(LAH)”のSS大尉(左)とSS上級曹長(右)です。◆LAHでは式典の格式によって白のエナメル革製の装備品を着用する事がありました。この装備品は1936年に導入され、その内訳はベルトと斜革、Y字型サスペンダー、モーゼルライフル用弾薬パウチ、銃剣差しなどとなっていました。また、黒制服の下に着るシャツは将兵共に白色のものを使用します。なお、白革製の装備品はLAH専用とされ、他のSS部隊では着用する事は出来ませんでした。◆SS大尉のスタイルはLAH将校の基本的な礼装姿ですが、式典の格式によっては礼装飾緒やメダルバーを着用したほか、SS将校用の礼装ベルトを着用する場合もありました。一方、SS上級曹長のスタイルもLAHの兵/下士官における礼装姿の一例ですが、式典の格式毎に上記の装備品を組み合わせて着用され、更に背嚢や雑納など行軍装備(戦闘装備)一式を装備する事もありました。◆これら白革製の装備品を着用した軍装スタイルは式典参加時だけではなく、総統官邸などの警備を担当する総統警備大隊のLAH将兵たちも常時着用していました。

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