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Artist's commentary
ネロ・ナイトシーカー
型式番号 MSA-007GV。
連邦陸軍第173空挺旅団戦闘団所属、第503機械化歩兵連隊第1大隊で運用される空挺仕様のネロ。
陸軍の発注で新たに生産された地上仕様のG型をベースに、高高度からの強襲・奇襲任務に対応する為、胸部と肩部、前腰部に計6基のスラスターを増設。ジムⅡを原機とする他のナイトシーカー同様、高度6,000mからの空挺降下が可能となった。
また、スラスターのフル稼働により最大400mのジャンプ飛行が可能で、任務完了後の輸送飛行隊への帰還にも用いられる。
ジオン共和国の自治権返還を皮切りに、連邦軍4軍では大規模な部隊再編を実施。戦争の主軸が対テロ任務に移行しつつある中、迅速に事態に対処する即応部隊として、師団の隷下に無い独立旅団の編成が計画され、陸軍第87師団隷下にあった部隊を再編成し、第173空挺旅団戦闘団として看板を掛けかえた。
指揮系統として表向きは統合参謀本部直属に在るものの、実質的には陸幕長麾下の特殊部隊である。
ハーパーに出現したゲーマルク型30m級MSの侵攻を阻止する為、中隊規模が投入された事が確認されているものの、リフレクター・インコムを駆使したオールレンジ攻撃の前には為す術も無く、他の部隊同様、侵攻阻止は叶わなかった。
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2年前に描いていたものにペンを入れて、今更ながら着色しました。
本当はジム・ナイトシーカー同様に顔に覆いをしたかったんですが、下地に描いたネロ顔が思いの外かっこよくなっちゃったので惜しくてそのままにしました。